サステナビリティ・レポート
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1.
田口型範は、1947年創業時から75年以上にわたり金属製品の製造の担い手の役割を果たして参りました
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2.
東京近郊の住工商都市川口市と福島県明峰安達太良山と阿武隈川に囲まれた自然豊かな二本松市に事業所を構える田口型範は、地域環境の維持・向上に貢献する役割を担っています
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3.
又、弊社が製造する製品の製造過程において多くの電力を費やすため、脱炭素経営に向けた取り組みを行う事は一企業の義務と考えております
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4.
脱炭素経営に向けた取り組みの一つとして、田口型範の事業活動を行う中で直接的、又は間接的に排出するCO2の算定結果、及び、SDGs17の開発目標のうち、 弊社が特に力を入れて取り組む開発目標とその取り組みについて、当サステナビリティ・レポートにおいて、公表致します
CO2排出量算定に対する方針
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1.
事業者自らの排出だけでなく、事業活動に関係するあらゆる排出を合計した排出量を指す。つまり、原材料調達・製造・物流・販売・廃棄など、一連の流れ全体から発生する温室効果ガス排出量のこと
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2.
サプライチェーン排出量=Scope1排出量+Scope2排出量+Scope3排出量
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3.
GHGプロトコルのScope3基準では、Scope3を15のカテゴリに分類
※グリーン・バリュー・チェーンプラットフォーム (https://www.env.go.jp/earth/ondanka/supply_chain/gvc/estimate.html#no00)から引用
事業者自らによる温室効果ガスの直接排出(燃料の燃焼、工業プロセス)
- ガス、ガソリン、及び軽油使用における、CO2排出量を算定
他社から供給された電気、熱・蒸気の使用に伴う間接排出
- 電気使用における、間接排出されたCO2排出量を算定
Scope1、Scope2以外の間接排出(事業者の活動に関連する他社の排出)
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1. 15のカテゴリのうち、下記カテゴリに関わるCO2排出量を算定
【カテゴリ1】購入した製品・サービス
【カテゴリ2】資本財
【カテゴリ3】Scope1,2に含まれない燃料及びエネルギー活動
【カテゴリ4】輸送、配送(上流)
【カテゴリ5】事業から出る廃棄物
【カテゴリ6】出張
【カテゴリ7】雇用者の通勤
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2.下記カテゴリについては、算定除外とする(除外理由は各カテゴリを参照)
【カテゴリ8】 リース資産(上流) Scope1と2で算定しているため、該当が無い
【カテゴリ9】 輸送、配送(下流) 排出量が小さくサプライチェーン排出量全体に与える影響が小さいため
【カテゴリ10】販売した製品の加工 算定難易度が高く、現段階では正確な算定が困難であるため
【カテゴリ11】販売した製品の使用 算定難易度が高く、現段階では正確な算定が困難であるため
【カテゴリ12】販売した製品の廃棄 排出量が小さくサプライチェーン排出量全体に与える影響が小さいため
【カテゴリ13】リース資産(下流)該当する活動が無いため
【カテゴリ14】フランチャイズ 該当する活動が無いため
【カテゴリ15】投資 該当する活動が無いため
算定したCO2排出量
Scope1
ガスの燃焼に伴うCO2排出量
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
ガソリンの燃焼に伴うCO2排出量
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
軽油の燃焼に伴うCO2排出量
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
Scope2
電気の使用に伴い間接的に排出するCO2排出量
排出係数:電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)
Scope3
購入した製品・サービス
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
資本財
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
Scope1,2に含まれない 燃料及びエネルギー活動
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
輸送、配送(上流)
排出係数:電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)
事業から出る廃棄物
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
出張
排出原単位:サプライチェーンを通じた組織の温室効果ガス排出等の算定のための排出原単位データベース(Ver.3.3)
雇用者の通勤
排出係数:電気事業者別排出係数(特定排出者の温室効果ガス排出量算定用)
田口型範が特に取り組みを行うSDGs開発目標
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1.
年の創業以来、75年超の間、木材加工と金属加工に関わる技術革新の研鑽を 積み重ねるため、革新性の高い設備を継続し導入
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2.
その結果、複雑な形状の木型/砂型鋳造用金型、ロストワックス金型、そして、 インペラー等の高精度の木材と金属加工を高いレベルで実現
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3.
顧客の求める製品を高いレベルで提供するだけではなく、非接触式三次元測定器を 活用し、手元に図面やデータが無い製品の3Dデータ化といった、リバースエンジ ニアリング技術にも従事
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4.
こういった技術革新基盤づくりに全社をあげ取り組み、新たな産業基盤構築及び 強化の一翼を担う存在となり得る様、事業を推進
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1.
弊社事業の継続には、弊社本社や工場が属する川口市や二本松市の持続的まちづくり 化は不可欠
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2.
愚直に、下記の様なまちづくり貢献活動に継続的に携わっている
1) 埼玉県川口市の弊社本社の清掃活動
2) 埼玉県川口市の高校生や、他の地域の大学生のインターン受け入れ
3)埼玉県川口市近隣小学生の社会科見学の受け入れ
4) 埼玉県川口市や福島県二本松市地元祭事への貢献活動